新規月謝生✈入室~着席~退室

本番で大切な事は、自分がこういう動作をすれば、このように見えている、と自分で把握することです。把握できると自信を持って面接に臨めます。

自分至上で「最高」と思えないのに、面接官が「最高!」とは思いません。まず、自分至上で最高になるように練習することです。

【入室】
ノックは3回

ドアを開けた瞬間が「第一印象」。ここで、当日最高の笑顔をし、それを面接中キープせねばならない。

ドアを開けた瞬間に面接官がいらっしゃるのに、挨拶しないなんて失礼。この瞬間に一度挨拶する。

「失礼します」は相手を遠ざける言葉。「おはようございます」「こんにちは」は、相手と対流する言葉。実際、高級ホテルやスターバックスの研修では「いらっしゃいませ」ではなく、「おはようございます」「こんにちは」と指導される。

扉を閉めて、正式にきちんと挨拶する。扉は後ろ手で閉めることになるでしょう。大切なことは面接官にお尻を向けないこと。視線を外さないこと。(機上でお客さまにお尻を向けないことと同じ)。

物を持つ際は、両手あるいは片手で持って、もう一方の手は添える、が基本なので、後ろ手で扉を閉める際も、そうなるでしょう。

扉を閉めて、正式に挨拶する際は、最敬礼は深すぎて時間がかかるので(面接官は早く面接を始めたいと思っている)、会釈より深く敬礼までの間で綺麗に見える位置を探します。

椅子まで歩く際、歩き方が不自然・綺麗ではない場合、歩き方のみ練習します。

手の組み方は国際プロトコルに準じたミスユニバースの組み方が一番綺麗です。複数のグループ面接では綺麗に見えます。しかし、注意点はオペラ歌手のように見えないように位置を確認して固定すること。

【着席】
カバンを置く際は、両手で動作します。片手でだらっと置いたりしません。また、持ち手の長さにより、動作が綺麗に見えないことがあります。自分でどの所作が綺麗か動画でチェックして、持つ部分を調整します。

置く位置は、何も指摘がないなら、椅子の横で良いです。集団面接の場合は椅子の下になります。(大抵は相手が言ってくれますし、集団の場合はカバンを持って入室しないことが多いです)

椅子の位置に来たら「よろしくお願い致します」などの挨拶をします。面接官が「おかけください」等言うはずです。「ありがとうございます。」と着席します。

チェックポイントは、
ー座る際に後ろを見ない。面接官を見る。
ー深く腰をかけすぎない。
ー座った際の脚をあまりに後ろにすると、脚が短く見えるので、位置を調整してその位置を覚える。

(椅子に座る際に、椅子の前に立ち、片足を後ろに少し引くと椅子の端に当たります。それを目安にそのまま座ります。椅子に深く腰をかけると姿勢が悪く見えますから、椅子の端に足が当たったのを目安に座るくらいの浅さでOKです。お尻をちょこっと乗せるくらいの浅さです。もし座った位置が、左右にずれていたら、椅子の両端を持って左右に移動して位置を調整します。ー面接官にお尻を向けない意識を持てば、細かいことは基本気にしなくて良いです)

【退室】
椅子から綺麗に立ち上がり(姿勢が良いまま)、挨拶をし、扉から出る(扉を開ける前)前に正式に挨拶します。入室時と異なり、面接官はメモしていたり、リラックスしているので、ここは時間を遣って構いません。丁寧に挨拶します。最敬礼です。
「本日はありがとうございました。よろしくお願いいたします。」

ヘッドハンティング会社の方によると、この時か、あるいは、扉を出る際に「よろしくお願いいたします」と言うと、心理的に相手がお願いされた気分が残るのでお勧めだそうです。

空調がある際は、扉を開けたままの時間を長くしないようにします(気になる人がいる)。ない場合は最後に扉を開けて出て、閉める際にもほんの少し時間を遣って良いです。しかし、扉を開けたままで時間を多くつかわない。最後までお尻を向けない、最後まで気持ちを面接官に残して出ます。

入室や退室は「簡単に」「挨拶なしで」と指示されることがあります。その際でも、「気持ちで挨拶を面接官に飛ばす」「第一印象は入室した瞬間」を忘れないでください。

複数人数の場合、あなたが1番目で「簡単に」「挨拶なしで」と指示されないなら、定石の入室~退室をしてください。誰かの後に続くなら、入室時はフライングせず前の方に倣いますが、それでも「入室した瞬間」が「第一印象」であることをお忘れなく。退室時は面接官もほっとしていたり、記入をしているので、フライングありです。