CA内定(6)(7)✈企業研究~客室乗務員CA採用試験に向けて(受講生テキスト)✈新規月謝生の方へ✈

1)1冊まるごと企業研究しても面接官にノートは見せられない

✈特に新卒客室乗務員CA受験生のライン相談を受けていると、「ノート1冊企業研究しました」と誇らしそうに言う人がいます。しかし、本番でそのノート、面接官に見せることは不可能ですよね?
じゃあ、どうしたら良いと思いますか?

✈ノート1冊企業研究するよりも、たとえ1つでも受験航空会社の情報に絡めた文言を作成して、面接当日「言える」ように準備しておいた方が良いです。

具体的には
①航空会社の情報とあなたがこれまでした事の共通点を見つけて文言作成する

②ある会社情報について、あなたが入社したら「もっとこういう風にしたい」と文言作成する

③ある会社情報の点について「入社したらこのように貢献できる、その理由は・・」と文言作成する

✈︎企業研究でネットを使うのは他の受験生全員です。自分で調査後に搭乗したり、書籍を読んだり、実際に乗った人の話を聞いたり、お客様の声を全てのSNSで調べたり、電話してみたり、など、あらゆる努力をしているのが内定者です。

✈上記の通り、文言作成したあと、自分が既に作成した過去問回答を見直し、意図的に企業研究したことを盛り込みます。

あるいは、上記の通り、文言作成すると、文言作成したものを少し手直ししただけで、自然に過去問回答になっている場合もあります。

JALの例
基本(あ)を作成し、それを①②の設問に活かした実例。

①自己紹介してください。
②仕事で工夫していることは何ですか?

(あ)『 (②ハード面を工夫するというよりも、自分の姿勢や理念を変えることを工夫しております) 現在、〇というカフェで勤務致しております。 御社も一番きれいなトイレを持つ航空会社 と言われていますが、私も朝一番にトイレを掃除します。ピカピカにしてお客様をお迎えします。私どもから提供させて頂いたお客様への気持ちはお客様から必ず却ってくる、という企業理念だからです。「美しいもの」をお客様に提供し、「美しい心」でサービスをすれば、カフェの空間はお客様がまた来たい、と思えるものになると信じております。(①以上のような信念で毎日努めております)』

もちろん、「現在の仕事は何ですか?」に対しても、少し応用すれば使えますね。
(その他、具体例を無料配布しています。(月謝生完全対策生は個別対応します)必ず現在、どちらかの会社にエントリーしている方に限ります。こちら「その他」から⇩
中尾享子客室乗務員CA内定&TOEICスクール

✈分厚いノート1冊企業研究している人よりも、たとえ1つでも面接官に企業内容を織り交ぜて話す、方が勝つのです。

実際、新卒月謝生さんが、ほぼやっつけでエントリーしたマイナーエアラインに内定するのは、これをやっているから。

大抵、新卒は国内ANA&JAL、中東航空会社、シンガポール航空狙いで、それ以外の航空会社の企業研究をする時間はありません。

しかし、本命航空会社の企業研究をする際「企業情報と絡めた文言作成をする方法」は会得しています。

ですから、マイナーエアラインの面接には、一夜漬けでも企業情報を絡めた文言作成を最低10個やるのはお手の物。だって本命のために何度も練習と添削を重ねましたから。それをやって本番に臨み、内定を取っています。

無論、ノート1冊の企業研究をすれば自信が持てるでしょう。が、面接本番で見せることができない限り「意味なし」でしょう。

(例題)

JALになぜ入社したいかについて、なぜ他社ではダメなのかについて、


JALに関して調べた事の中から自分の心に刺さった事項を挙げて、


ーなぜそれが自分の心に刺さるのか
を詳細に解説しながら、入社したい気持ちに繋げて記載してください。


最低でも10項目挙げてください。
超長文で詳細説明してください。文章の体裁は全く整えなくても大丈夫です。

3)面接での最重要ポイントを言います!「人間は基本他人に興味がない!」

✈いつまでも内定が出ない方の特徴があります。それは「人間は基本他人に興味がない」という最重要ポイントを認識していない人。

冷たい言い方に聞こえるかも知れません。しかし、このポイントを押さえていないから、「自分の事ばっかり語る」「話が長い」のです。

このポイントは企業研究だけでなく、面接の最初から最後まで、そして、CAになってからも大切なポイントです。

人間が興味を持つことは何でしょう?
―自分のこと
ー自分の所属
ー自分の家族
ー自分の仕事・・・
と自分のことなんです!

集合写真でも真っ先に自分を探すでしょう?とある男性を探すなら、余程その人のことが好きなんです。

あなたは「企業という無機質なものと面接している」と勘違いしていませんか?ロボットでなく、人間と面接しているんです。

面接官も人間です。自分の所属である自社のことを言ってあげると、とても嬉しいのです。興味を持つのです!可能な限り、相手のことを言うのが良いのです。

注意点は、本当に思ってもいないことは言わないこと。心から思っていないことや、企業研究した事項で自分が感動していないことは相手を動かしません。

✈人間が相手を記憶に残すのは「ことがら」でなくエピソードだけです。

一番優しい人を思い浮かべてください。お母さんですか?彼ですか?優しい、と認識するのは「優しい」という言葉でなく「優しかったエピソード」のはずです。

人間はエピソードだけを強く記憶するのです。面接では、どのような場合でも「エピソードや具体例や詳細」で言ってください。相手の頭に映像として残らない言葉で言っても、100人以上の応募者に会うこともある面接官の記憶には残りません。

また別の機会に解説しますが、これまで解説したことを踏まえると、「最後の1言」も何を回答すれば良いかわかりますよね?
人事部の人たちは、採用面接は1年で一番大切にしている行事なのですから。ぜひ人事部の人を自分に置き換えて「最後の一言」への回答を考えてみてください。

3)企業研究に一番時間をかけるのはエントリー時!

競合他社も含め、コールセンターがある場合は、実際にかけてみる、というのも一つです。スカイプチャージだと、日本国内だけでなく海外にも安価でかけることができます。
乗客にとっては日本や現地の搭乗時刻や空港、ANAやJALとの乗り継ぎも非常に気になる部分です。関西・中部、福岡に就航しているか、とか、国内のアクセス方法も問題にする部分です。
競合他社とWEB内容やWEBの使い勝手(予約してみるー購入はしない)の比較をする、というのも1つです。そして「競合他社と比べて〇が良い」などと言うことも可能です。

5)「お客様の声」を拾ったり、実際に志望航空会社にメールや電話で問い合わせをしてみる。「書籍」を読んでみる。

残念ながら、あなたが「本当に感じたこと」「本当に思ったこと」以外をエントリーシートに書いても、面接官の心には響きません。

たとえ、志望航空会社に搭乗していなくても、志望航空会社に搭乗した状況を体感できるのが、お客様の声を丁寧にネット上で拾ったり、実際に志望航空会社の問合わせ電話やメールを使用して問い合わせることです。

ネット上で拾った情報で「○○というサービスがある」は、ネット情報ですから怪しいものも多いです。そういう場合、真偽を確かめるために、乗客として、志望航空会社に問合わせしてみるのです。その対応で、あなたが感銘することもあるでしょうし、何か感じることがあるでしょう。

情報収集した情報について、「あなたが感動を覚えるもの」「今までの経験から共感できるもの」「自分が入社したらもっとこういう風に参画したいと思えるもの」を抽出し、なぜ、そのように思うのか、どこが感動ポイントなのか??を思うままに綴っていきましょう。

✈こちらの復習用の音声はこちらです。スキマ時間等に復習用に使ってください⇩
CA内定(6)企業研究1
CA内定(7)企業研究2


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