サービスの訓練では実際にサービスをするのでしょうか?
日本の航空会社や
外資でも大会社は
モックアップ(機内を模造したサービス練習用の装置)
を持っています。
だから
そのモックアップ内で
サービスの練習をします。
私の会社は
私の勤めていた当時は
まだ小さかったので
モックアップがありませんでした。
だから
教室で練習をしました。
今まで述べてきた通り
日本の会社と違って
厳しくないので
お客さんとCA役になって
模擬サービスをする時も
すごくうるさいお客さま役
を設定して
困らされる、とか
は全くありませんでした。
日本の航空会社
のサービスの研修は
なかなかシビアなようです。
実際に機内で働く前に
わからないまま
サービスの研修をして
実際に機内で働いてみると
とにかく
「何がどこにあるのか
わからない!」
というのが
まず初めてのフライトでの
困ったことでした。
わかるのは
カートに食事が入っている
ということだけ
それ意外は
コーヒー
のポットがどこにあるのか
さえ
わかりません。
とにかくうろうろしている
ギャレーの中では
足手まとい
なので
カートをひいて
お客様にサービスをする
担当になりました。
日本の航空会社では
最初は
ギャレー担当になるそうです。
なかなか
サービスにデビューできないのだとか。
だからギャレー担当ばかりで
サービス業務に就けないCAを
「ギャレリーナ」
と言われます。
おもしろいのは
日本の航空会社は
ギャレーよりも
サービス担当が
花形のようですが
うちの会社では
ベテランはギャレーにいて
あまり動かず楽をする
というのが定番でした。
日本と海外の違いはおもしろいですね!