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恩師の石井裕之先生は
「意識で「成長していない」
と思う時には
実は潜在的には一番成長している」
という趣旨のことを
おっしゃいます。
私もこれを明確に
実感するわけではありません。
しかし、
自分がダメだな～、
もっともっとできない私って本当に悔しい、
一応、頑張っているのにな
と心が折れそうな時、
石井裕之先生の言葉を
思いだして
『成長しているはずだ、
ガンバロウ』
と自分を励まします。
そして、
実際振り返って見て見ると
「絶好調」
のときでなく
「絶不調」
のときに
自分が成長しているのが
わかります。
あなたが
筋力をつけたくて、
３０キロのバーベルは
軽々上げることができるので、
６０キロのバーベルを
あげるとします。
全くあがらないから、
う～ん、う～ん、
と言ってあげようと
必死でやります。
そもそも
６０キロあげようなんて
無理なんだ、
とへこみそうにもなります。
しかし、
上がらない＝結果が出ていない
のですが、
実は水面下では
６０キロを上げる
実力が着々とついているわけで、
う～ん、う～ん、
を繰り返していると、
ある日突然、
６０キロが
上がるのです。
ですから
上がらなくて
う～ん、う～ん、
と言っているときは
時間の無駄でも
ダメなのでもなく、
その時に実力が
ついている、
ということですね。
一緒に勉強している
生徒さんが
よくしてくる質問のうちの
ひとつに
『どうして
全部の会社に
書類を提出して
応募しなければならないのですか
私はTOEIC600点程度だし、
エミレーツに提出しても
合格すると思えません。』
のようなものがあります。
意識で考えると
そうですよね。
実際６００点程度では
エミレーツの
合格は難しいでしょう。
しかし、
自分の実力をはるかに
超える会社に
挑戦することにより
上がらないバーベルを
あげようとするような
効果がある、
ということです。
また、
別の効果として
『募集がある会社や
面接に呼ばれた会社は
行くのが当たり前』
にすることにより、
「書類を提出するのは当たり前」
なので
その段階で色々悩む、考える、
というステップから
「書類はもう出すことは
当たり前だから、自動でクリアー、
次は面接のことを
考えよう」
というステップに
自然に心が向いてしまう
わけです。
実際、
「書類だそうか
どうしようか」
という段階で
時間を使ったり
心を砕いているのは
本当に時間の無駄です。
とりあえず
それは絶対自動的に
出す、
そして、
運よく面接に呼ばれたら
とりあえず行く
（たとえ撃沈しても）
（しかし、それで
水面下で実力以上の
バーベルを上げる効果
がある）
その繰り返しをすると
１年たったら
１年前の自分よりも
随分、成長していることに
気づくはずです
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