この春先に
行われた
「ルフトハンザドイツ航空CA採用面接」。
「エアージャパンCA採用面接」。
ここで、
LCC以降特に、
「CA過剰時代に突入したな」
という感覚が、
前回の
ルフトハンザドイツ航空CA採用面接以来の
採用面接だったので、
そのように
深く感じました。
CAからCAへ。
転職、移籍
される方って、
「本当に多い」。
そして、
現役CAの方が
陥っている
誤った認識があります。
「現役CAだから
多少頑張れば
トランスファーは
たやすいだろう」。
これは、
20代半ばまでなら、
その通りなのですが、
20代で
CAになって、
30代に突入して
しまった方は、
当てはまりません。
というよりも、
そういうCA経験者
(あるいは現役CA)
が
非常にたくさんいるのです。
20代で
華々しく内定された
印象を持って、
30代に突入されるからか、
「いける」
と思ってらっしゃる方も
少なくありません。
しかし、
特に、
ルフトハンザドイツ航空CA
のような、
英語力のみならず日本語力や知性も
見られる航空会社、
ANAやエアージャパンCAの
ような、
超難関航空会社では、
「経験者CA」「現役CA」
というだけでは、
内定しません。
さらに、
ときに、
こういう方に
LCCを勧めると
(フルサービスをしていた
私がLCC?)
という反応をされることも
多いのです。
個人的には
「驚き」です。
(すみません。
はっきり言わせてもらいます)。
☆☆
ルフトハンザドイツ航空CA
KLMオランダ航空CA
ANAのCA
エアージャパンCA
のような、
難関航空会社の
対策では、
「合格が難しい?」
と思う方を
受け入れしても、
受講料を無駄に
いただくだけなので、
最初に
資料や課題提出いただいたり、
LINE相談で
お話をします。
(そして、
難しそうなら
全くこちらから
受講を無理に
おすすめしません。
というより、
受講されたい場合は
連絡してください、程度です。
受講しませんか?
と積極的におすすめするのは
やはり、内定確率が高いからです)。
その段階で、
「日本語の使い方が
ANAの
採用面接に耐えられなさそう」
という方には、
徹底して、
その後、日本語(や敬語)
の使い方を
ご指導させていただいたり、
そもそも、
ルフトハンザドイツ航空CAや
KLMオランダ航空CAの場合、
面接に対応する
英語力も
まだまだ、
という場合もあります。
☆☆
だから、
現在、外資系航空会社CA
をされておられて、
将来的に
移籍を考えて
おられるなら、
もちろん
実力があれば、
40代でも
エアージャパンCAに
合格しているのですが、
それは、
かなり
「稀」だと
認識して、
20代のうちに
受験しておく、
というのは、
一つかもしれません。
☆☆
現役CAとして
活躍される間に
自分を
より綺麗に
ブラッシュアップさせて
いる人もいる反面、
自分の容姿が
20代の内定したときに比して、
随分、下降線をたどっている方も
います。
いきなり
緩い外資系航空会社CA
に内定してしまった場合
(私もそうですが)
敬語丁寧語の遣い方、
日本語のエレガントさが、
欠落している場合も
見受けられます。
また、
内定者さんの中には、
国内最大手航空会社と
W内定
トリプル内定を
そのとき
していても、
最初に内定したときの
「勢い」が
なくなっていたり
するのです。
☆☆
一方、
反対のことも
卒業生さんに
見られます。
外資系航空会社CAになり、
本当に
サービスや仕事のことを
真剣に考えて、
その経験や経歴を持って、
あるいは
多言語話者になって、
さらに
ステップアップを
目指した人もいます。
ということで、
現在
外資系航空会社CA
国内航空会社CA
さんで、
「移籍したい」
という強い意志を
もっておられる方は、
相当
準備をしないといけないです。
現在は
CA過剰時代に
突入していることを
認識する必要があります。