✈︎中尾享子です!いつも客室乗務員CA就活&TOEIC点数アップブログ読破ありがとうございます!
先日、
ANA新卒入社2年目の方に
お話をライン電話で
伺う機会と、
なななんと
その卒業生さんが、
私が京都にいる際に
「行きます!」と
飛行機でオフ時に
すいすいとお越しくださって、
短い時間ながらも
会った、ということがあって、、。
(こういうのは嬉しいですよね。
行動力があることにも驚き)。
その時に
非常に興味深いことが
あったのでシェアしますね。
その卒業生さん(Kさん)
が、
「外資系の方はどんな悩みが
あるんですか?」
とおっしゃったんですね。
そして、
それまで訴えられた
外資系航空会社CAさんの
悩みを思い起こすと、、、。
カタール航空など
日本と非常に異なる環境に
行った方や、
大昔!!のエミレーツ航空等であれば、
最初の1年くらいは
環境について
「適応できない」という
悩みがある場合も
起こる(起こっていた)のですが、、
日系最大手のお悩みと異なり、
「仕事に関する悩みが
ほぼない!!!」
のが外資系航空会社CAなのです!
敢えて「環境不適応」以外に
挙げると、、。
ー同僚が個性的すぎる(しかし、いつも会うわけではないため、大きな悩みではない)
ーフライトでチーフ等にうるさく言われる(しかし、毎回違う人なのでフライト中にやり過ごせばよい)
ー仕事が単調で頭が悪くなりそう(しかし、大きな悩みではない)
と、仕事に関する悩みが
少なく、
大きな悩みとはならないケースがほとんど。
一方、
日系CAのお悩みは、
ほぼ仕事に関することで、
特に「人間関係」の
悩みは、
精神的に大きなダメージとなって
しまい、休職に至ってしまうことも、、。
JALとANA双方で
「フライト班の人間関係」、
特にANAで
「訓練や習熟の大変さ」、
エアージャパンで、
「噂が即回る」、
と社内や仕事の悩みが
大きいのです。
外資系航空会社卒業生CAさんと
話していると、
「大きな悩み」は、
ほぼ、
ー結婚や交際相手のこと
ー日本にいつ帰るか?
ー転職のこと
であり、
在籍航空会社のこと、
ではないのです。
これは、
外資系航空会社が
いかに
仕事上で自由なのか、
を示しています。
他方、
日系最大手5年以上の
方と
話をして気づいたのは、
(とってもかわいそうなことに)
外資系航空会社客室乗務員は、
一部の航空会社を除き、
昇進やチーフになることは
ない為、
「仕事上での大きな歓びや成長」
が得られないのです。
日系最大手航空会社客室乗務員さんに
「フライトを前日までにスケジュールして
作り上げ、チームワークが最高のときに
『ああ、本当に素晴らしいフライトだった』
と自分で作ったフライトで得られる達成感」
について聞いたとき、
「大多数の外資系航空会社CAは
単にチーフに言われるままに
働いているんだなぁ」
と実感し、
仕事で悩みもない代わりに
非常に大きな歓びもないんだな、
と思いました。
無論、
エミレーツ航空やエアアジア等の
航空会社で、末永く現地に住むと
覚悟すれば、
チーフにもなれますが、
あまり現実的ではないかもしれないです。
ルフトハンザドイツ航空やKLM等の
欧州系は、受験時は最難関ですが、
寂しくも
日系最大手のように
自分がチーフになって
フライトを作り上げるということは
できません。
このように
プラスマイナスが
あるのが
物事です。
私は外資系航空会社CA
だった為、
仕事上の悩みは
非常に小さなことばかりでした。
無論チーフに言われるがままの
駒でしたね。
個人的には
仕事で成長できる、という
歓びは人生の喜びの中でも
とてつもなく大きなことだと
実感している為、
このANAの卒業生さんの
質問については
深く考えてしまいました。
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