ANA航空教室・機体見学レポート

✈中尾享子です✈いつも客室乗務員CA就活&TOEIC点数アップブログ読破ありがとうございます✈

 

現在、

客室乗務員内定に向けて、

ガンバっている月謝生が

 

昨年、

積極的に情報を得ようとする中、

「ANA航空教室・機体見学」

に参加しました。

(素晴らしいですね)

 

ネット上で企業情報を

得る、は、

普通のことで

万人がすることです。

 

他者と差別化するために

昨年のJAL&ANA内定者さんも

ー書籍

ー実機

ー空港

などで

他者とは異なる情報を

得ていました。

 

エントリーが

始まると、

そういう間もなくなって、

練習準備に追われます。

 

ぜひ時間のあるうちに

幅広く企業研究してほしいもの。

 

『こんなに情報を公開してしまって

その実際に行った方の不利益にならないの?』

と考えている人。

 

その考え方こそ

NGな点です。

 

実地で観た人以上に

情報を活用できる人はいないし、

本番でも心から話している人に

勝てる人はいません。

 

そして、何よりも

GIVEの精神で過ごしているからこそ、

チャンスもやってくるのです。

✈✈

ANA航空教室・機体見学レポート

  • ANAの試験前後にANAのFacebookページを見ていたところ、大人のための航空教室・機体見学の募集があったため応募した。落選したのだが、辞退者が出たとのことで繰り上げて当選し参加できることになった。

 

 

第2ターミナルのANAカウンター近くで14時に集合。

全部で80名ぐらいの参加でした。

そこからバスに乗ってANAの整備工場へ。まず1Fの会議室のようなところで航空教室から行われました。

 

(航空教室)

講師の方・・・副操縦士、CA2名(新卒入社6年目)、整備士

4人の方の経歴、仕事の流れ、持ち物紹介、などをして頂きました。

どのような経緯かは詳しく話されていませんでしたが、1人のCAの方はwingsに数年出向されていた経験があるようです。

パイロットの方の話が面白くて、CAさんがかすんでいたのですが・・・(泣)興味深かったお話を書いておきます。

・普通は600時間ぐらいで機長になることができるが、ANAは6000時間飛ばないと機長になることができない。自分は10年副操縦士を経験し、ようやく機長昇格訓練に入る。他社ではすごく若いパイロットもいる。

・ボーイング787はとても軽く、長距離一本飛ばすだけでも、燃料の面で他の機体を1本飛ばすのと600万円ぐらいの差が出てくる。(こういうことをさらっと言えるところに、経費のことも考えて一社員の方が仕事をされているという意識の高さが伺えました)また、揺れない・耳も痛くならないので、妊婦のお客様やお子様にも快適に過ごして頂ける機体。ANAはお客様のことを考えて、積極的に787の購入を進めている。

・パイロットの業務としては、揺れないこと・定時性を重視しているが、1番は効率性を意識している(ここからも数字を意識してお仕事されている意識の高さが伺えました)

・「うまい」着陸、「下手な」着陸はない。(←飛行機ファンにとっては当たり前かも?自分は初耳だった)機体の特徴と、滑走路の長さ、天候などを考慮して、1番安全な方法をとっている。だから着陸で機体に衝撃が大きかったとしても、それはお客様の安全性を考えている。

・持ち物紹介の時に、パイロットの方が、自分で気づいた特徴やコツなどをメモしていらっしゃるノートを見せてくださり、向上心と意欲の高さに関心しました。

・羽田―伊丹の場合、全てのお客様に10分でドリンクサービスをしなければならない。その10分の中で、いかにコミュニケーションが取れるか、お話ができるかということを考えサービスを行っている。

・整備士の方は出発の2時間前に機体の点検をされている。(誰よりも早い)

・整備士でも、パイロットでも、大学のこの学部を出ている人が多いというのはない。(ダイバーシティ!?)入社してから専門的な技術を学んだという人が多い。

 

 

途中でパイロットの方が機体の重さクイズを3択でしたんです。「クイズ正解者にはシールをプレゼントします!」というような。その時に私たちの回答がバラバラだったのですが、パイロットの方が、「僕は1番だと思います!」とヒントをくれて、皆1番に手を挙げ、正解しました(笑)。みんながプレゼントを貰えるというほっこりする出来事がありました。ANAのあったかさだなと思いました。

 

 

(休憩)

休憩では、ANAプレミアムクラスで提供されている茶菓と、ドリンクサービスがありました。(もちろん美味しい)

また、この工場に入っているセブンイレブンではANAグッツが3割引ぐらいで売られており、ファンにはたまらない!といった感じでした。スターウオーズの座席展示もありました。

この間に、講師の方とお話しできたり、写真を一緒に撮ってもらうことができます。社員の方がお客様と距離近く接してくださる、でもそれが「仲良く」という砕けた距離の近さではなくて、品があって洗練されていて「お客様」として接することを忘れていないなと感じました。こういう点がANAらしさなのかなと、面接の時に話してくださったCAさんのことを思い返しても、思います。

 

CAさんと話すことができたので、CAを目指していて、という話をしたら、航空教室にそういう人はあまりいないのか、後ろに人が並んでいたのですが、すごく真剣にアドバイスくださいました。「絶対にANAに入社したいという気持ちと、自分なりのANAらしさとは何かを追求して!」とアドバイスをくださいました。帰る際のお見送りの時も、「待ってます!一緒に飛びましょうね!」と優しい言葉をかけてくださり、休憩中に私と話したことを忘れず、最後に私のために言葉をかけてくださった気遣いが嬉しかったです。

 

工場内のあらゆるところにANAオリジナルアロマ?のようなものが焚かれていました。(空港のラウンジや本社のロビーにも焚かれているらしい)また、最初工場に到着した時やこの休憩中には、(面接の待機の際にも流れていた)、機内のお出迎えの音楽が流れていました。お客様に、五感でANAブランドを感じさせる戦略が素敵だと思いました。

 

(機体見学)

3チームに分かれての見学となりました。私は特に飛行機の機体が好きとかではないんですが、それでも興奮するので、飛行機ファンにはたまらないと思います。

また写真も訓練機の中以外は全部撮影OKで、お客様思い、飛行機ファン思いだなと感じました。

・整備士の方がお客様に楽しんでいただけるようにと考えてペイントした、滑走路に見立てた通路

・整備士一人一人の工具ボックスには、紛失を防ぐために記名と鍵がかけられており、安全管理の徹底さを知りました。

・工場は冷暖房などないので、夏は猛暑の中、冬は極寒の中、整備士の方は仕事をされている。また夜勤や早朝勤務の方ももちろんおり、電話1本入れば駆けつけるということもあるようです。このように尽力して飛行機を整備されている方の気持ちを背負って、自分がCAになったら乗務しなければならないなと強く感じました。

・実際の機体を整備士の研修のために訓練機として使っているようで、その飛行機に乗ることができました!(写真左上)コックピットも見ることができ、こちらも飛行機ファンにとってはたまらない体験だったと思います。(この訓練機にはなかなか社員の方であっても乗ることができないと伺いました)

・飛行機のドックインの瞬間が見れるのはかなり貴重らしいです(写真右下)

・見学の時は、飛行機を見ながら、整備士の方に直接質問ができます!マニアの方はすごくマニアックな質問をたくさんされていました。(ANAの懐の深さを感じる)私は、「何人で点検をされているのですか?」という質問をしたのですが、出発直前の最終点検は1人で行うとのこと。しかし限られた人しかその最終点検はできず、帽子の目印(最終責任者マーク)を見せてくださいました。

 

お土産がすごい!です。

実際に売られているものとはデザインが違うものをくださいました(私の隣の方が、セブンイレブンで同じものを買ってしまった、、、とショックを受けていたのですが、確認したらデザインが違くて、ANAの心遣いを感じました)

このスターウオーズのペンは、アンケート記入の時に机に置いてあって、「そちらもプレゼントします」と後から頂いた。一緒にバックに入っていなかったので、「まだ貰えるの!?」と、さらに嬉しさ倍増しました。