会社が「倒産」するのは、
会社に「現金」がなくなった時です。
日系最大手航空会社の卒業生さんに社内の様子を
伺うと、
『機内にある備品が日々少なくなり、
グレードの低いものになっている』
という報告も。
航空会社は飛行機が飛ばねば、
固定費として、
巨額の空港使用料
(私も新人の際、先輩から一番厳しく注意されたのが、『絶対に遅刻はするな。あなたの遅刻で、1分でも離陸が遅れたら、それだけで、航空会社は空港使用料を数十万払わねばならないのだから』、という趣旨のことを言われて、すごく緊張しました)
(LCCが到着先の駐機地で、短時間で折り返すのは、空港使用料を節約するためです。)
が経費として出て行きます。
「現金」は
お客様から頂く航空料金しか、
通常は入ってきません。
社内の現金が底を着いた時点で、
借入するか
人件費支払を待ってもらうか、
様々な経費支払を待ってもらうか、
など、
工夫を凝らして
倒産を免れようとしますが、
「現金」が入って来ない限り、
倒産するしか道がなくなります。
巨額の固定費が出て行く
航空会社が急に倒産するのは
自明ですね。
とうとう人員解雇が始まってしまった、
エルアル航空。
航空会社の社員は本当にひとごとでは
ありません。
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