1)フィラーが出ない典型的状態
「え~っと」「あの」や「ですが」「けれども」「で」「凄く」等何度も繰り返すことをフィラーと言い、これは面接回答で悪目立ちします。
フィラーが出ない典型的状態は
①心②思考③声、が保たれた状態です。
①心:平常心を保っている。自信がある。自己肯定感が高い。
②思考:話す内容が決まっている。よそ行きやお仕着せの言葉ではなく、自分の言葉で話せる。
③声:短く歯切れが良い。大きな声が出せる。滑舌が良い。
月謝生の方は全てに心当たりがあるはずです。
2)フィラーの種類
①文頭挿入のフィラー
②母音引きずりフィラー
③文節の区切りに、たまらず入れてしまうフィラー
④言葉の中途に入るフィラー
①「えー」「あー」「まぁ」
②「これはぁ」「それでぇ」
③句点や読点で文を切らずに「えー」等を入れる。
例:私が一番困難だと思ったことはお客様との距離をどうとるかについてですが、で、、、
④言葉の中途にまさに入るフィラー
例:私は現職で、え、接客業をしています。で、、、
3)フィラーが出やすい話のネタ
①知らないこと
②未経験なこと
③尻込みすること
①~③ともにCA採用面接で、聞かれる可能性があることです。
しかし、
「申し訳ありません。そのことについて存じ上げません。」や
「申し訳ありません、今、その回答について思い浮かびません。少しお時間をいただけないでしょうか」
と、
1)で言ったとおり、自己肯定感を持って、自信を持って堂々とすることが肝要です。
4)実践訓練
月謝生さん完全対策生さんには、実際の練習で個々にフィードバックしていますが、さらに練習をしたい方は以下のような練習方法があります。
①(声が小さい人)TVのアナウンサーに勝つ練習法
②(自然に話せるように)家中歩きまわるスピーチ
③(外資系受験の人)手話ニュースを利用
①
・チャンネルをニュース番組に合わせる
・TVの音量を自分の声より大きく設定する
・1分間タイマー設定して、アナウンサーよりも大きな声で話し続ける(文言作成したもの)
②
・家の中で文言を言い始める。
・数秒後、スピーチを続けながら、どちらかの脚を一歩出す。
・その後家(部屋)の中を歩き周りながら、聞き手が集中して目と耳を向けてくれているんだ、という意識で話続ける。
③
・チャンネルを手話ニュースに合わせる
・(声は出さずに)口の開け方・表情の作り方・身振り手振りを真似ながら、ナレーションより大きな声で途切れることなく話し続ける。
(高津和彦さん書籍から抜粋)