CAの訓練ではワインの勉強だけでなく、カクテルのつくりかたも学びました。

ワインだけでなく
カクテルの作り方も、もちろん学習しました。
ANAやJALの友人と訓練の話をしていて
やっぱり違うなぁ、と思ったことがあります。
私たちはジントニックから始まって
ブラディメアリーや、モスコミュール、ラスティネイル、
など基本的なカクテルのつくりかたを学びます。

『もしお客様のおっしゃるカクテルについて
作り方がわからなかったら・・・』
「お客様に『そのカクテルは何からできているのですか?』とききなさい」
と、教官にいわれたのです。
お客様の望んでおられるカクテルが何からできているのか、なんて
日本の航空会社の機内で聞いたら
きっと「はりつけ獄門」ではすまないでしょう。
そんなことお客様にきくことではない、と。
外資系はその点、とてもアバウトなので
わからないことはお客様に聞いてしまったり、もするのですね★
カクテルについてANA、JALと違ったことでもう一つ。
ブラディメアリーは提供するときに
日本ではレモンを入れるのが主流らしいのですが
イギリスではall the trimmings?
とうかがって、胡椒、タバスコ、を入れます。それが定番。
ウォッカが入っていないブラディメアリーはヴァージンメアリーと言います。
アンゴスチュラビターを特にオレンジ味系のカクテルに入れることも多かったです。
アンゴスチュラビターといえば、
クルーの間では
オレンジジュースにアンゴスチュラビターを目いっぱいいれて
そこにカクテル用のチェリーもいっぱい入れて
休憩時間の楽しみに飲むのがはやったことがありました。
薬っぽいアンゴスチュラビターの味が中毒のようになって
甘いオレンジとチェリーに絡まり
絶妙だったのを覚えています★
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