客室乗務員訓練で帰国の人が増えている理由の推定

中尾享子です!いつも客室乗務員CA就活 &TOEIC点数アップブログ読破ありがとうございます!

✈︎✈︎

近年驚くのが、

私の体感で

5年前よりも3倍くらいに

なっている?

って思うのが、

✈︎✈︎

客室乗務員に内定しても、訓練で落ちた人

からの

ライン相談です。

✈︎✈︎

内定した方には
訓練の詳細も報告書を
いただいています。
(内定したら無視の人もいるけど
ぜひ後輩のために出してね~)

訓練の詳細報告書を見ていても、

5年前より

訓練が

厳しくなっている、

というのではない。

✈︎✈︎

そして、

5年前辺り以前に

客室乗務員

訓練でダメだった、

というのは、

以下に投稿している

理由でなく、

単に英語力がなかった、

という場合や、

航空会社自体の理不尽な

理由づけが原因でした。

今は異なります。

では、なぜ??

✈︎✈︎

これ以降は

個人的な推定ですが、

決して外れている、

のではないと思います。

✈︎✈︎

今30代になった

元客室乗務員受験生に

比して、

現在20代

客室乗務員受験生は、

日本の教育があまーく

あまーくなった

悪影響で、

なのか?
ご両親があまりに大切に育てすぎているのか

✈︎✈︎

ー親のみならず、他人にも厳しく叱られたことがないー

ー大学受験がなかったり、推薦で切り抜けてきたので、人生で期限つきの厳しい状況を経験したことがないー

ー親に大切に大切に育てられて、受けてよいはずのストレスを受けていないー

からか??

✈︎✈︎

ー忍耐力がない

ー実はあまりできていないのに、叱られた経験がないため、プライドだけは高い

という

20代が確実に増えています。

✈︎✈︎

日系航空会社は

幸いにも、

日本の20代の現状に

合わせてくれるため、

訓練教官同士では、

ーありえない!!ー

という愚痴はこぼしても、

✈︎✈︎

訓練教官が内定者を

見捨てることは

ありません。

✈︎✈︎

しかし、

外資系航空会社は

全く別。

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訓練教官は

大きな声も出すし、

時には

罵倒するし、

嫌い、あなたはできない

というような感情を

爆発させてくることも

あります。

✈︎✈︎

以前、

小田急ロマンスカー内で

小学校の遠足のクラスに

遭遇した際に

驚きを隠せなかった

ことがあります。

✈︎✈︎

小学校の先生が

生徒に敬語丁寧語を

使っていた。

うるさくしているのに

怒ることもない。

しかし、

しつけ、とか、は

実際、両親の責任が

大きいと個人的に思うのですけど、

(私も高校で受験生の特別授業に呼ばれていますが)

本当に大切に大切に

育てられているんだな、

と痛感します。

叱られることがない。

ちょっと叱ると

拗ねたり、受け入れられなかったりします。

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そういう人が

厳しい訓練を受けると、

萎縮して本来の実力を発揮できなくなるでしょうし、

精神的に参ってしまうんでしょう。

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ライン相談では、

訓練でダメだったけど、

再度、客室乗務員になれるか?


とか、
例えば
シンガポールのある会社で
訓練を逃げ出した・落ちたという場合、

シンガポールの他社で
再度トライすることはできるのか?
(つまり、横のつながりがあって
バレていないのか?)、

というような相談もあります。
✈✈
現在、内定を持っていて、
これから、
外資系航空会社の訓練に行く
人は多いと思います。

もし、
自分が大切に大切に育てられた、
という意識がある客室乗務員受験生は、

ぜひ覚悟して行くのが良いです。

非常に高い競争率を突破した
優秀な人々が内定者なのですが、
優秀で評価されたからと言って、

訓練で上手くいくとも限りません。

心当たりがある人には、
受講生なら

ーファーストエイドは全社ある程度共通なので、希望者には準備していく資料を渡すことをしています。

ー一番ダメなのは「プライドが高いこと」。あなたは今までは優秀に生きてきたかもしれませんが、ぜひプライドは捨てて、バッチメイト(同期)や、教官に早い段階から、「助けて!!わからない」「このままでは落ちてしまう!」と、自分の行動が醜くなってもいいので、助けを求めること。これが遅くなればなるほど、訓練で落ちて帰る可能性は高まります。手遅れにならないこと。

✈✈
海外に1度も「居住」したことがない、
とか、
海外で就業したり、外国人ばかりの大学で
勉強したことがない人は、

日本文化の概念を持ったまま行きます。

日本では「相手が気づいてくれる」
という文化があります。

しかし、
日本以外の国のほとんどでは、
「自分から声を上げなければならない」
のです。

✈✈
弱っちくて、自分で責任が取れない
子供な大人が20代に増えています。

内定辞退を自分ですることができない、
というのも一例。
✈✈
このブログは、
最近、ご両親もお子さんの就活のために
読んでくださっているそうなので、

敢えて書きます。

卒業生の長い人生を見ると、
あるいは、ご両親ご自身がご自分の人生を
振り返ってもわかると思いますが、

人生には普通に誠実に生きていても、
「まさか」ということや、
心がポキッと折れてしまうことが起こるものです。

そういう際、

それまでに、自律独立して生きてきた人は、
淡々とそのトラブルを乗り切って行きます。

しかし、
人生でそれまで辛いことがなかったような人は、
容易にダメになってしまったり、
心が折れすぎて立ち直れない・立ち直るのに人よりも
随分時間がかかるのです。

親御さんが、よかれと思って、
お子さんを大切に大切に育て、
お子さんのストレスを排除していくのに
正比例して、

お子さんが人生で何かトラブルにぶち当たった際に、
ストレスを感じる度合いが大きくなります。

「この人は強いなぁ」と
感じる卒業生は、
よく話を聞いてみると、必ず過去に
大きなトラブルや試練を乗り越えた、
厳しく親に育てられた、
という経験を持っているケースが多いのです。

ですから、
可愛いお子さんだと思いますが、
心を鬼にして、
お子さんが自律独立できるように
守らなくて良いところは
守らない方が、実は将来のお子さんのためだったりします。

まぁ、難しいでしょうけどね。
そして、自分がお子さんのストレスを
極度に取り除きすぎている、ということに気づいていない
親御さんも多いですが、、、。
✈✈
他方、

これまで訓練でNGだった
読者さんや、

ある出来事があって
心がポキッと折れて
立ち直ることができていない人。

それらは、今後、
あなたが生きて行く上での
神様からのプレゼントです。

あなたが悪いわけではなく、
そういう試練を貰ったことで、
辛い気持ちになっている
他者にも優しくなれるでしょうし、

何とか立ち直って、
再度、何等かの問題が起こった際は、
確実にそれらを乗り越えられます。


外資系訓練がまさに始まる!
という内定者さんからも、
ライン相談があります。

他に相談する場所がないのだと
思いますが、
これは賢明ですね。

訓練で落ちるよりも
先手を打つってことで。

ということで、
殆どの人にとっては杞憂だと思うのですが、

あまりに時代間の差を感じるので、
投稿してみました。



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