あの人の客室乗務員合格リバイバル✈︎客室乗務員内定に向けダイエット編

✈︎国内ではエアージャパン、外資系ではシンガポール航空、中華系など「細いっ」のが重視されるケースはありますね✈︎

★『そんなデブなら合う制服自体存在しないでしょう』と言われるCA(客室乗務員)受験生★

CA合格のために、すべき項目の中でも、「ダイエット」はかなり手強い項目だ。JALに乗ると「えっ??」というくらい太った、あるいは小太りの
CAがいらっしゃるが、それは、あまりにも偉くなりすぎて
周りが何も言えないのか??アメリカやヨーロッパの航空会社は、大柄は許容範囲だ。
しかし、アジア系(シンガポール航空、チャイナエアライン、中国系エアライン、エバー航空、マレーシア航空、タイ航空など)航空会社はスリムな方が多いし、前述JALなど日系航空会社でも、採用時は体重と身長のバランスがとれていることが要求される。「小太り」「ぽっちゃり」は見た目は可愛いが、CA受験ではNGだ。

ダイエットをしなければならない、CA受験生に共通しているのは、「毎日お菓子を食べることが習慣になっている」「自分が食べている量が理想体重を維持している人の量とレベルが違う」こと。ダイエットは人間の
欲望に関わる部分なので、体重を落とすのは本当に難しい。私だって、大好きなシャンパンをこれから絶対飲んではダメ、ということになったら、厳しすぎて体をかきむしりたくなるかもしれない。

毎日お菓子を食べる、とか、1日3食おなかいっぱい食べる、など習慣化していることを、ブチ壊すわけだから、手をかえ、品をかえ、色々な方法でアプローチしなければならない。

昨年ベストセラーになった南雲吉則さんの著書に「自分が医者のときに、患者にカロリー計算をしろ、と言っていたが、そんなのできるわけなかった。ひどいことを言った」という趣旨の記述があったが、その通り。カロリー計算なんて、面倒で到底できない。3食だったものを2食+りんご1個やダイエット食、にする事から始めたり、私と生徒さん、という師弟関係を傘にきて、毎日電話で食べたものを強制的に報告してもらったり、など食べる量を減らすことを、まずやる。
さまざまな方法を駆使するが、専門的に見て正しい方法か、と言われると、自分で本で勉強しているとはいえ、わからなくなることも多い。ときには看護士さんに相談する。
しかし、大抵こっちが本気で知恵をしぼりだしたら、生徒さんも本気になるものなのだ。

大好きな石井裕之先生の「ダメな自分を救う本」の中のアイデアは本当によく参考にさせていただいている。その中に『大きな単位で考えるのではなく、小さな単位で考える』という趣旨のことが書いてある。
生徒さんに、ダイエットをしよう!というときも、「1日40グラム痩せるだけでいいから、意外と簡単でしょ」「30日で1キロだけだから」と言う。実際、1ヶ月1キロ、と辻褄を合わせる方法は、どの生徒さんにもわかり易いようだ。

習慣化していることをブチ壊すのに、ショック療法を使うこともある。「そんなデブだったら合う制服が存在ないよ」「合う制服がない、と面接官に思われた時点で不合格だもの」とか、かなり酷いことを言うことも
ある。言われた生徒さんはビビッているが、実際、それ以降痩せてくれる生徒さんもいるし、鬼畜な自分をあまり気に病まないようにしている。

そんなこんなで痩せた生徒さんは、習慣化していることを変えたのだから、強い。ダイエットができればそれ以降、その強さを他のことに振り向ければいいだけだから、TOEICの点数ももちろん伸びていくし、他の課題もどんどんこなせるようになっていく。そして不思議と合格する。
習慣化していることや、現状維持、でいることから脱却し、変化することを恐れなくなると、人間ってどんどん成長していくのだなぁ、と感慨深い。
昨年11月から入塾してくださったRさんもダイエットに取り組んでいる。最初は、おおお~1週間継続して食べる量を減らしている上手くいっている、と思ったら、ある日突然、菓子パンを2つも食べて、さらに他のものを食べて、と、体重を増やして私が頭をかかえることも多かったのだが、(本当に現状をブチ壊すのは難しい!私も。)、3ケ月目にして非常に順調に行っていて、私も非常に嬉しい。なんと今着用している制服がぶかぶかになったそうだ。この調子で行けば、きっとCA合格も近いに違いないぞ!!