質問ーーー
ANAに関してですが、TOEIC IPテスト(オンライン)は「その他の項目」に記入する形式になっていました。
一方、大学などの団体で受けるIPテスト(マークシート)は、公開テストと同様の欄に記入できるようになっています。
もし、ANAにおいてIPテスト(オンライン)がその他の資格項目となり、威力がないとされる場合、
今後はオンラインではなく、公開テストのみに絞るか、以前通っていたエアラインスクールで現在も受験可能なIPテスト(マークシート)を受けたほうが良いのか迷っています。
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TOEICは偏差値なので、「その他の項目」にならない方法で、高い点数が出る場所で受けるのが良いです。例えば上智大学の学生が内部のIPテストを受けると点数は下がります。公開テストの方が点数が上がります。(偏差値なので)。
ただ、IPテストは最終精査(つまりインターンシップでなく、本番の最終内定のための精査)では疑問が持たれることもあります。ですので、一般の公開テストを受ける方がより良いです。
ANAとJALではこれまでの卒業生ではTOEICが800未満のほうが少数派です。730は当然です。TOEIC600で内定した人が1名いました(JAL)が、他の部分で優れていました。また、その方はJAL直前に外資系を受けて英語情報を全部暗記したので、JALの英会話面接でTOEIC高得点者よりも良い回答ができたと思います。(前回は英会話面接はなし)。
通常、有名国公立・有名私大・留学経験あり、外国語大学や英語学部のいずれかでTOEIC800無い、というのは疑問を持たれます。
反対に留学経験無し、短大や専門でTOEICが高得点(800以上)というのは評価が高いです。
エアドゥのようなリージョナルエアラインでは、TOEICがあまりに高得点の場合「外資系に行きたいのではないか」と疑問を持たれることがあります。それを面接で払拭する必要があります。ですので、取得した低い英検の資格を書いたり、敢えて履歴書にTOEICの点数を書かないという作戦もあります。
話は逸れますが、資格についてはTOEICや英語資格のみ頑張れば良く、あとはSPI高得点に注力します。秘書検定や赤十字や手話などは取得してもCA内定にはほぼ意味がないです。
質問ーーー
また、GTECはANAを受験するにあたって、何点以上取れるのが理想でしょうか。
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ネット上で「TOEICとGTECの換算表」と検索すると、TOEICとGTECの換算が出ます。
GTECスコアとTOEICスコアを比較!取得すべきはどっち? | 留学・英語学習BLOG
ですので、TOEIC800以上の範囲を取得すべきです。
ただ、GTECは汎用性がないので、GTECは「TOEICがもう申込期限切れで受けることができない」「練習のため」「少しでも点数を伸ばしたい」という場合に、駆け込みで受けるためのもので、GTECを中心にするものではありません。面接官もGTECの点数について詳しくない場合があるため履歴書記載時は(TOEIC換算〇点)と補足します。しかし、低い点数の場合は補足しません。