ピーチ合格のこちらの生徒さんとは
短い時間だけですが
近日お目にかかります。
「ぜひ会いたい」と
おっしゃってくださって
とても嬉しかったです。
始めは
「自分の情報整理合宿」
に申し込んでくださいました。
その後、
予備生に。
このブログでも
よく登場する
写真の
パンダのぼの、
を作ってプレゼントして
くださった方です。
(現在あまりに
使い込みすぎ、
コルクボード~私の夢をかなえる宝地図~
に貼ってあります)
さて、
現在
結婚、子育て中の
方で
CA受験をされたい
方も多いはずです。
そのようなCA受験生にとって
この生徒さんのことは
励みになるでしょう。
現在
ブログも書いているので
そのうち
大々的にご紹介できるかも
しれません。
きっと
お茶会も開いてくれるでしょう。
残念ながら
諸事情で
予備生でおやめになられたのですが
その後も
確実に成長を
続け
ピーチCAを
つかみとりました。
予備生で修了された
後も試験のたびに
試験内容を詳細に
送信してくださるような
方です。
Facebookで
お友達でもあります。
ニュースフィードを
拝見すると
多くの良い
ご友人に恵まれていることや
家族を大切にされていることも
わかります。
このブログでも再三述べていますが
CA受験をしているのに
家族にはぞんざいな態度や言葉づかいで
家族にいやな思いをさせている
家族にCA受験がうまくいかないからあたる
とか
CA受験の会場でだけ必死で
頑張るが
受験会場に行く前に立ち寄った
化粧室は汚していく
(ANA合格者さんが
エバー航空受験を
したときのブログで載せました)
とか
そういうのでは
まず合格しません。
ふつうに考えて
「結婚」「子育て」
で時間がとれるのか?
と思いますよね?
はっきり言って
なかなか難しいと
思います。
ですから、
私が予備生期間で
お教えできたことは
通常よりも
格段に少なかったのです。
だから
おやめになるときは
「もっと厳しく
言っていろいろしてもらえば
よかった」と
後悔しました。
私のほうは
気長に行こうと
思っていたのです。
今回メッセージを拝見して驚いたのは
予備生になったのは
今年だったんですね。
つまり
1年内で合格を決めた
ということです。
これはすごいことです。
しかし
ご家庭の事情や
フルタイムで働いている
という
ハードルがあるのに
とても頑張っていたので
これは
当然の結果
とも言えます。
CAになりたい!
と言いながら
自分の現状を変えようとも
しない方もいます。
また
この生徒さんに比べれば
(結婚、子育て、正社員勤務)
時間はたっぷりあるはずなのに
作業量や勉強量が
少ない方もいます。
そして
「●●だから」
といろいろ理由をつけて
自分が
できないことや
やらないことの
言い訳をするのです。
条件面だけみたら
若い、未婚、身長など条件面もOK
なら、
条件は格段にいいはずですよね??
それなら
この生徒さんより先に
合格して当然なのに
そうじゃない、
ということは
やはり
自分を見直し
自分を変える必要があります。
現状でCAに合格しないなら
現状を極端に変える努力をするべきなのです。
それでは
メッセージを
ご紹介しますね。
★★
中尾先生
このたびは、本当にお世話になりました。
新卒の時から客室乗務員採用試験を受け始めて、
結婚や出産で途中、中断しつつも、
諦めることができず10年目。
夢にまで見た内定の連絡を受けることができました。
先生のお力添えや、あたたかいお心づかいなしには
叶わなかったといっても過言ではないです。
ブログ用のコメントを、と嬉しい言葉をかけていただき、
言語化する能力がまだまだですので恥ずかしい限りですが、
同じような環境にいらっしゃる方の
ひとつの例になることができればと、内定に至るまでの振り返りを綴ります。
(思い起しているうちに、この貴重な経験をできる限り書き残したいと、
とても長くなってしまいました。申し訳ありません。
先生のほうでカットしたり、変えたりしてくださって全くかまいません。
どうぞよろしくお願いいたします。)
はじめに。
2012年 年末。既婚、1児の母、30代の私が、客室乗務員になることができるのか、
インターネット検索をしていたときに、
「しおりーぬ」 さんのブログにたどりつき、全て拝読。
中尾先生の存在を知り、
それこそむさぼるように、初めから最近の記事まで全て拝読。
特に心に残って忘れられなかったのが、
「悩んでいる今が、一番若い。だから行動しないともったいない」
という内容の言葉と
「ひとり身を慎む」
という言葉。
このように素敵な女性なら、もしCAになれなくても
そこでお金をかけて学んだことは絶対人生に役立つと確信して
月謝生予備生さんとして、2013年2月から学ばせていただくことになりました。
1. 自分の情報を整理すること
自己紹介、PR、強み、弱み、が具体的に
かつ客室乗務員として仕事するイメージを想起させるような伝え方が
全くできていませんでした。
文章の構成さえままならず、自分の文章力・論理的説明のできなさに
真正面から向き合うことになりました。
とにかく、書くこと、書くことと、アドバイスをいただきました。
通勤中、昼休み、思いついた時に携帯にメモ、PCに、ノートに書き込む。
これが習慣化するまでが面倒くさくて、なかなか出来ず、泣きたいくらい苦労しました。
例えば‘弱み’の項目ひとつとっても、たくさんのパターンと具体例を考え、
200文字にまとめる練習をしていました。
最終的には、面接予想問題集を作成して、自分の情報を整理したものからエピソードを
引っ張ってきたり、エントリーシートに使ったり、有効活用ができました。
自分の情報をあらかじめまとめることで、
エントリーシートの作成案が以前に比べて楽に出てくるー!
と、とても重宝しました。
2. 書類作成
エントリーシート:升目を引いて文字列を綺麗に書くという、
まるで子供のような感じですが、
忠実に守ることによってエントリーシートが通る確率がぐっと増えました。
(もちろん年齢で引
っかかり、書類落ちも多数でしたが。)
ピーチのエントリーシートでは、
『笑いの宝庫、関西』
(言葉で人を楽しませてくれるとてもエンターテイメント性があると感じています。)
ということもあり、クスッと笑っていただけるようなことを盛り込みたいと心がけました。
一例ですが、大阪の方は飴玉のことを‘あめちゃん’というので、さりげなく使ってみる。
また関東だと‘おばちゃん’という言葉は
40代後半から使われる(社内調査によると笑)あまり使われたくない言葉。
関西では愛着を持って‘おばちゃん’と言われていることをネタに取り入れるなど。
職務経歴書:転職経験がないのですが、それが強みになると
アドバイスを中尾先生にいただきました。
思ってもいなかったので目からうろこでした。
自分ではぬるま湯につかっている環境だと思い、恥ずかしいとさえ思っていました。
仕事で工夫していること、客室乗務員に活かせることをイメージしながら
書き直し、書き直し、読むだけで自分という人間が伝わることを意識して書きました。
3.仕事への取り組み
仕事で人と接する時間は面接と同じと思い、
手短に、わかりやすく、を心がけていました。
新聞でジェットスタージャパンのCEO 鈴木みゆきさんのインタビュー記事を読み、
午前中に取引先の方からご指摘いただいた内容を午後には希望に沿うものに変えたという
エピソードを知り、私も真似てみました。
さし障りのない範囲で自分の会話の内容を携帯電話で録音し、
それを昼休みに聞いて、改善点を見つけ出し、直すということをやりました。
時間にすると、昼休み10分もかかりません。
ネタにもなる!という気持ちもあり実行していました。
自分の自信にもつながり、結果的に良かったです。
クレーム応対や仕事のエピソードなども、
通勤中にメモをしておいて、面接中に話すネタにしていました。
4.笑顔 と メイク
緊張するとひきつってしまうのが、最大の問題でした。
動画の撮影をして目いっぱい笑っているつもりでも、笑顔が足りないというご指摘。
以前中尾先生が、あるCA(当時受験生だった方)さんの動画は満面の笑顔過ぎて、
見ている側も笑ってしまうとおっしゃっていたので、
それをイメージしてとにかく、限界まで笑ってみることを意識していました。
その方を目指すべく現在も継続中です。
家族の写真を見ると反射条件で笑えるようにしておくということも教えていただき、
携帯の待ち受け画面も、その画面。
スーツの中にもお気に入りの写真を忍ばせていました。
メイクは何十年間も自己流でしたが、
ピーチ受験の前にご紹介いただいた田村綾子さんという
プロのメークアップアーティストさんに
セルフメーク術を伝授していただきました。
(化粧に興味がないので、使っている化粧品もドラッグストアのものばかりです)
それでも、ピーチの最終面接でほかの受験生さん二人に、
「(CAの)雰囲気がとってもあるー」と声をかけられました。
嬉しさと自分への自信につながった結果、
面接でも良い表情が出ていたかもしれません。
(面接では、自分の予想以上に顔はひきつらなかったので一安心でした。)
5.英語
結婚後、TOEICの試験からは3年ほど離れていたため、
以前頑張って取得した900越えのスコアは無効になっていました。
(留学経験はありません。)
中尾先生のご著書に従って勉強を重ねた結果、
最初に受けた試験から75点UPした895まで取り戻すことができましたが、
さらに勉強を続けてスコアアップを狙おうと思います。
合わせて、自分の情報を200字にまとめたものを英語に直すようにしていました。
留学経験がないため、こなれた英語ではありません。
中尾先生に添削していただいた時にレベルに応じた単語や話し方が
必要だと気がつくことができました。
社会人になり人に添削していただく機会はめったにないので、
必要経費をお支払いしてでも添削していただく価値は十分にあると思います。
6.動画で自分を撮影し、客観的視する
この課題に関して、最初は、
『撮って、送るだけ、自分で確認するのは1回だけ、しかもさらっと見る。』
という、なんとも不真面目な生徒でした。
自分の姿を見るというのが、気恥ずかしく、
自分の欠点が見えることも分かっていたため嫌だったのです。
子どもみたいな理由で、笑えますよね。
義務感から行っていましたが、まじめに取り組むようになったのは
エアアジアのキャットウォーク練習で、
何度も行っているうちに、自分の歩きに変化が出たとわかったとき、
改善することの楽しさがわかりました。
そこからは、自己紹介やPR(日本語、英語ともに)、
想定問題集に添った問答の動画をできるだけとりました。
ピーチ受験の前はほぼ毎日撮っていました。
その甲斐あってか、ピーチの面接では想定外の英語の質問にも
対応できましたし、
何より面接後に、あのエピソードはよくなかったとか自己反省ができました。
(もっといえば、自分を客観視し、面接の状況を良く覚えていることが災いし、何度もピーチ不合格の夢を見ました。汗)
7.想定問題集を作成 できることはどんどん行動に移す
1次試験前にピーチの想定問題集を作成し、練習。
エントリーシートの内容にも絡めて、
より回答に深みを持たせるように意識していました。
面接時の服装指定があり、特にピーチは、
自分のカラーを出してくださいねというご案内があったので、
論理的に、かつ納得していただけるような服装を選び、試験に臨みました。
1次面接通過の連絡後は、
1次面接の感想や会社案内で感じたピーチ客室乗務員像に添って、
具体的にピーチのCAとして何ができるのか、
どんな提案ができるのかを常に考えていました。
ピーチの最終面接でもCAの方が、『やりたいことは率先して行動してね』と
おっしゃってくださったので
他の航空会社の最終面接では、思いつかないような行動を起こしてみました。
(熟考を重ねたうえで、ピーチの面接では自分をアピールするために必要だと感じたので。)
最後に:
勉強時間の捻出について
前述の通り、
私は30代、3歳以下の子ども1人のワーキングマザーです。
保育園の行事が盛んなため、月1,2回土曜日に打ち合わせがあり、
さらにトーイックの試験、CA受験の試験など、その
合間に家事、子育てを行っていました。
また人生30代になるとさまざまな家族の問題も起きてきて、
泣きの涙で中尾先生にお電話してお話を聞いていただいたこともありました。
勉強の時間がとれず、エントリーシートや課題提出前は
朝は4時起き、5時過ぎまで勉強、その後、家事、朝食、子どもの送り出しなどを終えて、
通勤中に英語の勉強です。
昼休みの20分や30分にエントリーシートの清書。
非常階段に座って(笑)動画をとり、
帰宅の通勤電車でサービスやメンタルに関する本を読み、
電車の乗り継ぎ時間にリスニング3分勉強し、
子供を寝かしつける時間には私のほうが先に寝てしまうなんてことも。
このような感じの生活で手いっぱいで、
時間管理のお話を中尾先生から聞いていたにもかかわらず
なかなか記帳するまではできずにいました。
勉強した時間の把握できていないので、
まだまだ私は勉強が足りないと、不安でした。
上手につかえていない隙間時間はいっぱいあると思います。
これからの人生、時間管理をもっと、ちゃんと極めたいです。
こんな私でも
支えてくれる家族、CA受験の道を照らしてくださる先生のおかげで、
ヘロヘロになりながらも、ひとつの結果にたどり着きました。
私自身が優等生ではないので、
参考にならないかもしれません。
(上から目線だと感じられた方には申し訳ないです。)
夢を見るだけではなく、叶えた夢を語る人生を送りたいと
心のどこかでずっと思っていましたので
実現できて、本当にうれしいです。
これからは次のステージを目指して精進していきたいと思います。
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★ブログ読者のあなたのお陰で
3万5千部4刷となりました!
ありがとうございます!!
これ1冊で大丈夫なように
渾身の力をこめて書きました。
600点を目指す方はもちろんのこと、
700点以上~800点代の方にも
「受験のテクニックが
、まとめてあるので、
TOEIC受験の1週間前や前日に読むと、
本当に役立つ!!」という
評価を戴いています!